チームとして共に働いた3人が集まって、チームとしての働き方やリーダーシップの在り方、
働きやすい環境づくり、サクラアルカスの未来と自身のキャリアビジョンについて本音で語り合いました。
U・Sさん
チームリーダー
2006年中途入社。印刷事業部の営業として東海地方を中心に幅広いクライアントへ営業活動を行う。現在、デジタルチームでチームリーダーとしてメンバーを支えるとともにチーム管理に携わる。
K・Mさん
ディレクター
2016年新卒入社後、印刷事業部の営業として飲食店や小売店を担当。2020年から産休・育休を取得し、2023年4月に復帰。デジタル事業部に異動し、WEBサイト制作のディレクターとして時短勤務中。2児の母親として子育てと仕事を両立。女性の働きやすい環境づくりにも取り組む。
S・Sさん
プロデューサー
2019年新卒入社後、印刷事業部の営業として名古屋で勤務。デジタル事業部発足とともに東京事務所設立のため東京へ赴任。現在は名古屋に戻り、プロデューサーとしてデジタル事業の拡大に取り組む。
2人とも新卒で、就活では僕が面接したよね。
覚えてるんですね。
印象はどうでした?
2人とも生意気で(笑)Sくんなんて「俺はできる!」って感じ。いい意味で自分をアピールしてたかな。
私もそう思いました!
僕は2006年から14年くらい、Kさんは2016年、Sくんは2019年から、印刷事業部の同じチームで営業をしていて。
Uさんがチームリーダーとして支えてくれて。
毎日のように一緒にいましたね。
それからKさんは産休と育休で3年間くらい離れて、Sくんも東京に異動になりましたね。
Uさんは2児の先輩パパなんで、産休・育休中もずっとLINEでいろいろな相談を聞いてもらっていました。「夜泣きっていつ終わるんですか」とか。
僕は2021年からデジタル事業に携わりはじめて、2022年にデジタル事業部が発足しましたが、発足から3ヶ月後には東京に赴任して、東京事務所の立ち上げに関わりながらデジタル事業の営業に奔走していました。
私は後から合流しました。2023年に産休・育休から復帰してWEBサイト制作のディレクターとして時短勤務をしています。
2人とも最初は紙媒体を扱っていたけど、デジタル事業に異動してどうだった?
知識がないところからのスタートだったので、何がわからないかもわからないくらい。
私はプライベートでもWEBやITに不慣れだったので、会話についていくのもやっとな感じでした。
最初はみんな手探りで苦労したよね。Sくんは現場に出て、自ら考えて経験して、一生懸命でしたね。
お客様に毎日怒られたりしながらでしたが、いろいろ相談できる環境だったので「しんどいっす、もう無理っす」って、1番グチを聞いてもらってました。
私のグチも両方でリーダーは大変!
そうそう。おかげでいろんなことがわかるようになりました。
Sくんは東京で成長したよね。デジタルにおけるリテラシーはもちろん、どんどんやる!とにかくやる!のチャレンジ精神とスピード感はすごい。東京でナショナルクライアントを顧客に持って2年間戦ってきた。その経験を名古屋に持ち帰って、デジタル事業部のプロデューサーとして新たな風を送り込んでほしいな。
どこから要件を決定すべきか、どう交渉するかなど、東京で経験と知識を蓄積して、視野を広げることができました。幅広い知識を現状にいかに活かすか、トライ&エラーを繰り返しながら自分の武器となるものを強く、研ぎ澄ましていきたいと思っています。
Kさんは育休から復帰して、子育てをしながらの時短勤務は大変だと思うけど、復帰できた理由は?
1番は社会とのつながりがほしい、必要とされたいという強い思いです。家の中だけの閉じられた環境だと孤独を感じてしまうので、家庭の自分があって、社会の自分があって、たくさんの人と関わりながら、充実感のある生活を送りたいと思っています。あと、会社のサポートも大きいですね。
みんなに感謝しないと。
サクラアルカスは風通しのよい環境で、上司との距離も近く、子どもの急なお迎えや病気でのお休みとかも相談しやすいので、それも続けられる理由の1つです。「今迎えに来て」って保育園から電話があったときに、「30分後に帰ります」って言える環境は、本当にありがたくて感謝しています。
Kさんがサクラアルカスの女性社員の新たな働き方のベンチマークだね。
最近では「Kさんがモデルケースです!」と言って育休に入る人も増えてうれしいですね。
制作は比較的、産休や育休が取りやすいけれど、営業は難しいところがあるかもしれないから、困ったことはなかった?
メンタル面と業務面のサポートが必要だと思っていて、メンタル面だと社内の「子育てネットワーク」みたいなものを立ち上げられないかと考えています。SNSでいいんですけど「ここおすすめの子育て場所だよ」とか「こんな子どもの病気が流行っているよ」とかを話し合えるような場があると助かります。
確かに。
業務面では、これからフルタイムの勤務に戻るにあたってフレックスタイム制度があるといいなと思っています。そういう意見を取り上げて、声を大きくするためにも「子育てネットワーク」を作りたいですね。
同じチームメンバーとして、お互いの魅力ってなんだと思いますか?
Sさんは向上心があって、常に新しいものを求めていて、自分の未来や自分の人生など自分に期待をしている、その目標も高いところにあるのが魅力的だと思います。
自分のことですからね。
私が就活生の座談会に先輩社員として参加したときもSさんは意識が高くて目立ってましたから。
みんなが普通の質問をしているからつまらないなと思って。困らせるようなこと言った気がします。
覚えてますよ。「この会社に向いてない人ってどんな人ですか?綺麗ごとじゃなくて」って強めに(笑)
広告業界だから絶対につらいこともあるだろうと思って本音を聞きたくて。すごくパーフェクトな答えだった気がする。
隣の人の顔色を伺いながらですが「自分で考えることが多い仕事だから、正直プライベートも仕事のことを考えている。それを楽しいって思えないなら向いてないかも。」って答えました。
だから今ここにいる。まさか同じチームの先輩になるとは思いませんでした。Kさんの魅力は間違いなくメンタルの強さですね。お客様との信頼関係の作り方はまねできません。お客様の心をつかむのが上手。苦手なことには近寄らないところもありますが(笑)
苦手なことはこれからもよろしくお願いします。
チームプレイだね。
こんな部下がいるとチームのマネジメントは大変だと思いますが、私が入社したころからUさんはチームリーダーでしたね。管理職のやりがいってなんですか?
もちろん営業ですから自分の数字もチームの数字も考えて、業務やメンタル、プライベートなことまで相談を受けながらサポートしているつもりです。
チームリーダーがUさんじゃなかったら、私は復帰しなかったかもしれません。
自分の言葉や行動がチームのメンバーのためになり、しっかりとキャリアアップして給料も上がり、リーダーとなって部下を育て、人生が豊かになる、そんな人生に関われる管理職は、私にとっても貴重な経験かな。
Uさんがお手本にしたリーダー像はあるんですか?
理想のリーダー像を1つに絞るのではなく、KさんにはKさんの、SくんにはSくんの、その人にあった、それぞれのリーダーが必要だと思っています。
いろんな部下がいるから、いろんなリーダーがいる。
ミスがあっても、なんなら少しウキウキしながら「仕方ねぇなぁ」と対応してくれる、そんな上司もいるから、思いっきり仕事ができるっていうのもありますね。サクラアルカスの場合、チームリーダーは単なる管理職ではなくスーパープレイヤーでもあるから安心。口で語られるだけじゃ、ついてはいけません。
KさんやSくんの理想のリーダー像はありますか?
私の場合はリーダーになっても、部下を育てるだけでなく、部下からも育ててもらうタイプかもしれません。私が頼りないからKさんのためならやってあげようかなと思ってくれるような、そういうリーダーにならなれるかもしれません(笑)その代わりメンタルの面はきちんと保証します。
そういう人がいてもいいよね。
上からこうしろああしろ、ではなく下からこういうのどうですか?と提案できるリーダーってことね。その方が成長は早いかもね。
Kさんの部下になってもいいですか?
なってくれるの?リーダードラフト会議なんかできるといいですよね。部下をリーダーがドラフト指名できるみたいな。Sさんはドラフト1位ですね。
僕は今の話を聞いていて、Uさんを見ながら育ってきたので、Uさんのように、1人1人に合ったリーダーを目指しながら、人によって支えたり、支えられたりする、臨機応変に対応できるハイブリッドなリーダーを目指したくなりました。
これからのキャリアビジョンを考えたとき、たとえば5年後の自分ってどうなっていると思う?
プロデューサーとして、利益率の高いビジネスを設計し、5年後くらいまでに確固たる柱みたいなものを作って、運用しながら会社の売上に貢献できたらいいなと、それが理想です。そしたら楽できますよね。
楽をしたいの?
儲かる仕組みができたら、プレッシャーもないから何でもできるじゃないですか。余裕ができたら新しいことをやればいいし、やりたくなければやらなければいい。それでも儲かる仕組みができていたらうまくいくし、もっといろんなことをやりたくなると思う。儲かる仕組みができたところで、自分のやりたいことをやる方が筋が通っていると思います。
なるほど。私は産休から復帰して時短勤務をして、今後はフルタイム勤務になりますが、今私が進んでいる道はまだまだ手探りで、この先5年でこれから子育てする女性が少しでもサクラアルカスで働きやすくなるように、もちろん男性も、仕事と子育てが両立できるような制度なども作っていければいいなと思います。
いいね。デジタル事業部は2022年に立ち上がってから、まだ目の前の仕事にがむしゃらに取り組んでいる状況ですが、それをずっと続けるわけにもいかないし、みんなにそれをやらせるわけにもいかない。新しいサービスとか、新しい業務フローとか、みなさんが心地よく仕事ができる、そういうスタイルを確立するのが僕の役目。SくんにもKさんにも、5年後、10年後に会社の中心人物になってもらえると、すごくいい世代交代になるかな。
がんばらないと、ですね。
そのためにも、SさんやKさんをはじめ若手とコミュニケーションを取って共創できればと思っています。これからもよろしくね。
はい、よろしくお願いします。